イスラエル軍による攻撃が続くパレスチナ自治区ガザで約6週間にわたり活動した国際NGO「国境なき医師団(MSF)」の村元菜穂さん(34)が今月3日に活動を終え、朝日新聞のオンライン取材に応じた。村元さんは「食料や医療物資が不足し、人々は毎日をギリギリで生きている」とガザの深刻な状況を伝えた。

 村元さんは5月20日から今月3日まで、6週間以上にわたりガザで活動。病院の物資調達や安全管理といった後方支援にあたる「ロジスティックチーム」の責任者として、約100人のパレスチナ人スタッフらをまとめた。

 ガザでの活動は2024年11月~25年1月以来。23年10月に始まったイスラエル軍とイスラム組織ハマスの戦闘は25年1月に停戦となったが、3月にイスラエルが攻撃を再開。ガザの人道状況が悪化する中で2度目の派遣となった。

国境なき医師団の一員としてパレスチナ自治区ガザで活動した村元菜穂さん(右端)=国境なき医師団提供

記事の最後にインタビューの動画があります。

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