パレスチナ自治区ガザで救護活動を担う当局は12日、北部にあるガザ最大都市のガザ市で約60人の遺体を発見したと発表した。AFP通信が伝えた。市内の別の地域では11日にも約60人の遺体が見つかった。一帯でイスラエル軍の攻撃が激化しているとみられ、今後も被害拡大の恐れがある。
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AFPによると、12日に遺体が見つかったのはガザ市南西部の二つの地域。がれきの下には依然として多くの人が取り残されているとしている。
市南部のシュジャイヤでは11日、同じ救護当局がイスラエル軍の撤退後に約60人の遺体を収容したと発表した。シュジャイヤでは、イスラエル軍が約2週間にわたる攻撃の後、10日に作戦終了を宣言していた。
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