長野県庁

 長野県は17日、多くの女性のスカートの中を盗撮したとして、現在は本庁に所属する部長級の男性幹部職員(60)を停職6カ月の懲戒処分とし、発表した。職員は盗撮の事実関係を認めているという。

 県によると、職員は2011年度以降14年間にわたって、職場や通勤列車、懇親会などで、自らのスマホを使い、同僚や外部の女性のスカート内を撮影していた。職員が今月、警察の事情聴取を受けていることを県に申し出て判明した。撮影は多数回にわたるが、具体的な回数は「覚えていない」としており、職員は「好奇心から下着を見るために撮ってしまった」と話しているという。

 職員は退職願を出しているが、県は退職手当の支払いを一時差し止め、刑事処分の内容をみて支給の可否や金額を判断する。

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