「Uber」の装飾が施されたタクシー。アプリ導入をPRするため、村内にある約50台のうち7台に描かれた=2024年11月27日、長野県白馬村、小山裕一撮影

 スキーシーズンを迎え、長野県内の白馬村、野沢温泉村といった観光地を中心に、外国人や地元住民のための「足」を確保する動きが目立ち始めている。配車アプリ会社と提携して効率的なタクシー配車を目指したり、ライドシェアに取り組んだり。コロナ禍や高齢化でタクシー業界の離職者が大量に発生していることによる穴を補う取り組みだ。

 海外からのスキー客が多い白馬村では12月~来年3月の期間限定で、ウーバーの配車アプリを操作することで近くのタクシーを予約できるサービスが導入された。11月27日に村とウーバー日本法人が包括協定を結んだ。

 このサービスで配車されるのは村内で営業する5社の約50台。ウーバーは欧米などで普及していて、外国人客にとって便利だ。

アプリの起動数で分かった「潜在的な需要」

 ウーバー日本法人によると…

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