福島県南会津町が所有するスキー場4カ所の存廃問題で、町は13日、2カ所を閉鎖する案を改め、4カ所とも公費負担を削減しながら当面存続するという新たな案を町議会に示した。
町は少子高齢化による税収減で財政難に陥ることを懸念し、観光施設の数を減らして維持管理費を抑える素案を昨年12月、町議会に示した。その後、タウンミーティングを開き、町のホームページでも意見を公募した。外部評価で「だいくら」「高畑」の2スキー場を売却あるいは廃止するとされたことに、特に強い反発があった。
議員から「先送りとどう違う」の声も
だいくらスキー場については…