土曜日、千葉市中央区にあるサッカー界のレジェンドの銅像の横に立つ、故イビチャ・オシム氏の息子アマルさん(左)と妻アシマさん。
2023年6月26日 1:00(日本時間)
【千葉】プロサッカークラブ、ジェフユナイテッド千葉の監督や日本代表監督などを務めた故イビチャ・オシム氏の銅像が土曜日、千葉市中央区の蘇我運動公園で除幕された。
等身大の銅像は、オシム氏の日本サッカーへの貢献を称えるために作られた。 オシム氏は2022年5月に80歳で死去した。オシム記念碑と名付けられたこの像は、台座を含め高さ197センチメートルである。
除幕式にはオシム氏の家族や日本サッカー協会の田嶋幸三会長をはじめ、多くのサッカーファンが出席した。
オシム氏の妻アシマさん(81)は涙を流し、「彼は今もファンに愛されており、銅像が立っているのを見ることができてうれしい。 しかし、私も同じ程度の悲しみを感じています。」
オシム氏は旧ユーゴスラビアのサラエボ(現ボスニアの首都)で生まれた。 選手として、その後ユーゴスラビア代表監督として輝かしいキャリアを積んだ後、2003年にジェフユナイテッド千葉の前身であるジェフ市原の監督に就任した。
当時低迷していたクラブを有力チームに再建した。 オシム監督率いる2005年、ジェフユナイテッド千葉はクラブ史上初めてナビスコカップ優勝を果たした。
オシム氏は2006年から2007年まで日本代表監督を務めた。
オシム氏の残した言葉には、「勇気はお金では買えない」など、ウィットとユーモアに満ちた率直な発言が数多く残されている。 彼の皮肉は日本国民から高い評価と注目を集めた。
オシム氏の息子でジェフユナイテッド千葉の監督も務めたアマール氏(55)は除幕式で「一般の方々やサッカーファンの温かい声援に感謝したい」と述べた。