2023年7月22日土曜日、ニュージーランド・オークランドのイーデン・パークで行われたサッカー女子ワールドカップ・グループEの米国対ベトナム戦で、自チームの2点目を決めた後、クリスタル・ダンとともに祝う米国のソフィア・スミス（右）。
2023年7月23日 11時51分（日本時間）
オークランド、ニュージーランド（AP通信）—女子ワールドカップでアメリカ代表が新たな開幕戦勝利を収める中、新人のソフィア・スミスはキャプテンのリンジー・ホーランとチームを組んでバランスの取れたパフォーマンスを見せた。
スミスは2得点を挙げ、2度のディフェンディングチャンピオンが土曜日に大会初出場のベトナムを3-0で破り、アメリカはワールドカップの試合で13連勝した。 来月23歳になり、初めての大会に出場するスミスは、ワールドカップの試合で複数ゴールを決めた米国女子選手としては2番目に若い選手である。
アレックス・モーガンとともにチームの共同キャプテンを務めるホーランは、ワールドカップ通算4回優勝を経験し、今年の大会で前例のない3連覇を目指して戦っている本命のアメリカ代表にゴールを加えた。
「私はリンジーとプレーするのが大好きで、彼女はとても素晴らしい選手です。 彼女は多くの選手が気づかないものに非常に優れた目を持っています」とスミスは語った。 「彼女は私のゲームを理解しています。 彼女は私が走る前から私の走りを理解しています。」
ベトナムは、2019年ワールドカップ開幕戦でアメリカが13対0で大勝したタイと比較された。 しかし、ベトナムは驚くほど粘り強く、予想よりも接戦を保ち、ゴールキーパーのチャン・ティ・キム・タインがモーガンの前半のPKの試みを止めた。
モーガンはペナルティを外した際にリバウンドを狙った後、ふくらはぎを握りしめながらフィールドに叩きつけられたが、すぐに復帰した。 米国代表としてはこれが2度目のペナルティミスだった。
初めてのワールドカップに出場した14人のアメリカ人のうちの1人であるスミスは、前半の2ゴールで、昨年の全米サッカー年間最優秀選手と全米女子サッカーリーグMVPの両方に選ばれた理由を示した。
14分にモーガンがホーランから彼女にパスを送り、彼女は得点した。 ゴール後、スミスとホランは振り付け付きの握手で祝った。
スミスは前半アディショナルタイムに再び得点し、2-0でハーフタイムに突入した。 米国はビデオレビューでゴールが確認されるまで、最初はオフサイドのフラグが立てられた。
東京オリンピックで残念な銅メダルに終わった米国チームには、スミスやトリニティ・ロッドマンなどの若い才能が注入された。
「彼らは自信を持っているし、プレッシャーのかかる状況にも耐えてきた。 ソフ・スミス、彼女がやったことを見てください。 彼女はトレーニングで毎日それをやっているので、私にとってはショックではありません」とホランは語った。 「しかし、最初の試合で全員の緊張を本当に和らげ、勝ち点3を獲得できるのはいつも素晴らしいことだ。」
ベテランの中では、38歳のミーガン・ラピノーがベトナム戦で代表通算200試合出場を達成した。
フランスワールドカップ決勝で得点し、大会最優秀選手に選ばれたラピノーは先発出場しなかった。 彼女はチームがニュージーランドに出発する前に、これが最後のワールドカップとなり、シーズン終了後にプロチームから引退すると発表した。
ラピノーとミッドフィールダーのローズ・ラベルは、ともに大会直前に負傷により出場が制限されていたが、ともに63分から途中出場した。 ラピノーは明るい青い髪を誇っていました。
「そこに到達するのは古い気がする」とラピノーは後で冗談を言った。 「私の足は『やったね』という感じです。 ワールドカップのような本当に意味のある試合でそれができるのはもちろん素晴らしい気分だ」
チーム最年少の18歳アリッサ・トンプソンも後半途中出場した。
ホーランはスミスからのパスからゴールネットを揺らし、ゴールキーパーが急いでボールを巧みに彼女に送り返した。 最近婚約したばかりのホランは、お祝いとして指輪にキスをした。
元NBAの偉大な選手デニス・ロッドマンの娘でチームの若手新人の一人であるロッドマンが、ディフェンダーのトラン・ティ・トゥのタックルを受けて背中から激しく転倒し、負傷した様子だったとき、序盤にドラマがあった。 ラピノーはサイドラインでウォームアップし、担架がフィールドに持ち出されたが、ロッドマンは立ち上がって数分後に試合に復帰した。
土曜日の試合は米国とベトナムの初対戦となった。 ベトナム人はトーナメントに先立ってエキシビションマッチで2敗し、先週金曜日にオークランドで行われた非公開調整試合ではスペインに0-9で敗れた。
グループEにはオランダとポルトガルも入っており、日曜日にダニーデンで対戦する。 ポルトガルもワールドカップ初出場となる。
このグループはオーストラリアと共催しているニュージーランドで全試合を行う。 米国は木曜日にウェリントンで2019年最後の再戦でオランダと対戦する。
米国がグループ首位に立った場合、チームはラウンド16のためにシドニーに向かうことになる。
米国に帰国すると、ホワイトハウスの北側の芝生に「ゴーチームUSA!」と書かれた看板が建てられた。 私たちは皆、あなたの後ろにいます。」
