SNSなどを通じた知らない人とのやりとりの有無

 スマートフォンを持つ小学生の2割以上が、SNS上で知らない人とやりとりしている――。東京都が小中高生の保護者らに行った子どものスマホ利用に関する調査で、そんな結果が明らかになった。SNSを通じて子どもが事件に巻き込まれるケースもあり、都は注意を呼びかけている。

 調査は今年1月、都内在住の小中高生の保護者2千人を対象に、インターネットで実施した。調査結果によると、スマホの所有率は小学1~3年生が27・2%、4~6年生が49・8%、中学生が90・4%、高校生が93・4%だった。

 さらに、子どもにスマホを持たせている保護者2千人を対象に調査したところ、SNSなどを通じた知らない人とのやりとりについて、全体の20・4%が「ある」と回答。最も多かった小学4~6年生では23・6%にのぼり、小学1~3年生も22・2%だった。

 やりとりの内容は「SNSでのメッセージの送受信」が70・1%と最も多く、「顔や体の写真・動画の送受信」が14・0%、「直接会った」が12・7%にのぼった。

 スマホの利用に関するトラブ…

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