ウクライナのゼレンスキー大統領が米東部時間28日、ワシントンでトランプ米大統領と面会する見通しになった。2人が直接顔を合わせるのは米大統領選さなかの2024年9月以来で、トランプ氏の就任後は初めてとなる。
両国は、ウクライナの希少資源をめぐる二国間協定の締結について議論を進めており、28日にも署名にこぎつける可能性がある。ゼレンスキー氏は当初、ウクライナにとって圧倒的に不利だった米国案を拒み、トランプ氏が憤りをあらわにしていた。
ゼレンスキー氏は、訪米して協定に署名することでトランプ氏の顔を立て、米国に支援継続を訴える意向を持つ。
一方、将来再びロシアに攻められないための「安全の保証」を、米国から確実な形で得ることも強く望んでいる。
ゼレンスキー氏、首相は何を語ったのか
26日にキーウで報道陣の取…