ロシアによるウクライナ侵攻をめぐり、米国とロシアがエネルギー施設に対する攻撃をやめる部分停戦で合意した。ウクライナのゼレンスキー大統領は18日、合意内容に前向きな姿勢を示しつつ、米国から詳細を聞きたいとの意向を示した。
- 米ロ首脳、ウクライナめぐり部分停戦で合意 エネルギー施設など対象
トランプ米大統領はこの日、ロシアのプーチン大統領と電話で協議。SNSで「エネルギーやインフラ施設に関する即時停戦」で合意したことを明かしていた。
ゼレンスキー氏はオンラインで会見を開き、「ウクライナとロシア双方とも、エネルギーやインフラ施設を攻撃しないことが可能だ」と話した。「米大統領、米国側から詳細を得た後で(同意するか正式に)回答する」と言及。明言を避けながらも、米国が「保証人」となり、ロシアが部分停戦を順守するのであれば、ウクライナとしても同意する姿勢を示した。
エネルギー施設への攻撃の停止はもともと、ウクライナが空と海の停戦とともに米国に提案していた。米ウクライナ間では今月11日、ウクライナの提案より踏み込んで「30日間の全面停戦」で合意していたが、米ロ間の首脳協議では停戦対象が後退した。
■エネルギー施設への「大規模…