ソニーグループ本社前のロゴ=東京都港区

 ソニーグループは14日、2026年3月期(国際会計基準)の売上高が前年比2.9%減の11兆7千億円、純利益が12.9%減の9300億円になりそうだと発表した。トランプ米政権の関税政策によって営業利益が約1千億円下押しされるとみている。

 業績見通しは4月末時点の状況が継続することを前提にしたといい、米国と中国が12日に合意した関税の引き下げは反映していない。

 営業利益予想は、関税の影響を織り込まない場合は8%増とした。一方、関税の影響を見込む場合はほぼ横ばいの0.3%増と見積もった。

先行きには不透明感

 関税に伴う1千億円の減益の…

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