プロ野球ソフトバンクから国内フリーエージェント権を行使していた甲斐拓也捕手(32)が巨人に移籍することが17日、わかった。みずほPayPayドームで取材に応じた代理人の酒井辰馬弁護士が、「(球団へ)移籍の意思を固めたことをお伝えした」と明かした。
酒井弁護士は「ホークスからもいいご提示をいただいて、ぎりぎりまで悩んでいた。新たな挑戦をしてみたいというのがあるのと、(巨人の)阿部監督の熱い言葉も本人に響いたのではないでしょうか」とした。
甲斐は大分・楊志館高から2011年に育成ドラフト6位でソフトバンクに入団。17年から6年連続でゴールデングラブ賞を受賞するなど正捕手として活躍してきた。今季も119試合に出場し、打率2割5分6厘、5本塁打、43打点で4年ぶりのリーグ優勝に貢献した。