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 さいたま市南区のJR武蔵浦和駅に直結する19階建てマンションの2階にある市の認可保育園「ラピスインターナショナル武蔵浦和園」は、英語講師やバイリンガル保育士が在籍し、英語学習に力を入れている。小柳いづみ園長(47)によると、昨年8月の開園時、都内からも入園の問い合わせが相次いだという。

写真・図版
映像を見ながら、アルファベットの学習をする3歳児クラス以上の子どもたち=2025年7月10日、さいたま市南区のラピスインターナショナル武蔵浦和園、杉原里美撮影

 2歳の長女が通園する会社員の女性(40)は昨年5月、このマンションを購入し、都内から引っ越した。女性は東京・吉祥寺へ、夫は日本橋へ通勤。「アクセスがよく、スーパーや病院もそろう。立地の割に価格も手ごろだった」

 別の母親(40)は昨夏にマンションを購入し、さいたま市浦和区の分譲マンションから住み替えた。小学2年と3歳の子ども2人のための部屋の広さを重視すると、浦和では高すぎて買えなかった。「武蔵浦和には、英語や体操などを教える特色ある保育園が多い」と満足している。

「共働きに最適化されたコンパクトシティー」

 「すんで埼玉」というアカウ…

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