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柯文哲主席の逮捕、勾留を受けて民衆党が開いた抗議集会。党によると約2万人が集まった=2024年9月8日、台北、高田正幸撮影
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 台湾立法院(国会に相当)の第3勢力、民衆党の柯文哲(コーウェンチョー)主席(党首)が汚職容疑で勾留されてから10月5日で1カ月が経つなか、民衆党が与党・民進党政権による「政治迫害」だとする主張を強めている。民衆党がキャスティングボートを握る立法院の進行にも影響しそうだが、党の存在意義が問われる事態になるとの指摘もある。

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 「(台湾の)司法とメディアは政治の道具になりはてた」

 民衆党が9月8日に公表した動画で、白いシャツ姿の柯氏がこう訴えた。9月5日の勾留直前に撮影したものだという。

捜査の見通しは? 支持率は?

 柯氏は台北市長だった202…

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