ドイツのメルツ首相が5日、米ワシントンのホワイトハウスでトランプ米大統領と初めて対面での首脳会談を行った。トランプ氏は国防費を増額するメルツ政権の動きを「前向きなことだ」と評価し、ドイツでの米軍駐留を継続する考えも示した。メルツ氏によると、両政府が経済や通商分野で緊密に協力することで合意したという。
メルツ氏は会談後、「今回の訪問に非常に満足している」と述べ、トランプ氏との関係構築に手応えを示した。
メルツ氏はこの日、額縁に入れたドイツ出身のトランプ氏の祖父の出生証明書を持参。会談の冒頭に見せると、トランプ氏は「名誉ある場所に飾りたい」と述べるなど、全体的に和やかな雰囲気で進んだ。
第1次政権のトランプ氏はド…