トランプ米大統領とロシアのプーチン大統領が19日、約2カ月ぶりに電話で協議した。トランプ氏は協議後、SNSで「ロシアとウクライナは停戦に向けた交渉を直ちに開始する」と主張。戦争の終結に向け、「条件は両当事者間で交渉される」と投稿した。
投稿によると、トランプ氏はプーチン氏との協議後、ウクライナのゼレンスキー大統領や欧州連合(EU)のフォンデアライエン欧州委員長のほか、フランスやドイツ、イタリアやフィンランドの各首脳に、即時交渉開始について伝えたという。
トランプ氏は交渉を両当事者に委ねる理由を「他の誰も認識しえない交渉の詳細を知っているからだ」と説明した。プーチン氏との協議は約2時間におよび、「非常に順調に進んだ」「会話のトーンと空気感はすばらしかった」と表現した。
ロシアとの経済関係改善も示唆
「ロシアはこの悲惨な『流血…