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米ワシントンの文化施設ケネディ・センターで2025年3月17日、理事会に出席したトランプ大統領(中央)=AP

 トランプ米大統領とロシアのプーチン大統領が18日、電話協議をした。ロシアによるウクライナ侵攻をめぐり、停戦交渉に向けた本格的な議論が行われたとみられる。

 ホワイトハウス高官によると、電話協議は米東部時間18日午前10時(日本時間同日午後11時)ごろに始まった。この高官は午前11時前、X(旧ツイッター)に「トランプ大統領は現在、大統領執務室でロシアのプーチン大統領と話している。電話協議は順調に進んでおり、現在も続いている」と投稿した。

 米国とウクライナの外相ら高官は11日にサウジアラビアで協議し、ロシアの同意と履行を条件に、30日間の即時停戦に合意していた。その協議内容は、米国のウィトコフ中東担当特使が13日にモスクワでプーチン氏と会談し、報告した。ウィトコフ氏によると、会談は3~4時間に及んだという。一方で、プーチン氏はこの即時停戦案について否定的な姿勢を見せていた。

 今回の電話協議は、米国とウ…

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