2025年3月11日、ワシントンのホワイトハウスで、記者団と話すトランプ米大統領(右)とマスク氏。代表撮影=AP

 国際宇宙ステーション(ISS)に約1週間だけ滞在する予定が、約9カ月間とどまることになった米国人宇宙飛行士2人が18日夕(日本時間19日朝)、地球に帰還した。原因は宇宙船のトラブルだったが、トランプ米大統領はこれをバイデン前政権が「置き去りにした」と主張。自らが連れ戻す「手柄」をアピールしている。

 帰還したのは元米海軍の男女2人の飛行士。2024年6月に米航空大手ボーイングの新型宇宙船「スターライナー」の初の有人試験飛行でISSに到着した。

 しかし、飛行中にヘリウム漏れや推進装置の問題が見つかり、別の宇宙船が到着するまでISSに残ることになった。長期滞在に必要な食料や水、空気は備わっていたという。

「バイデン政権のせい」とトランプ氏

 こうしたなか、トランプ氏は…

共有
Exit mobile version