ドジャースとのナ・リーグ優勝決定シリーズ第2戦の9回に得点し、喜ぶニューヨーク・メッツのジェシー・ウィンカー外野手(左)とピート・アロンソ一塁手=ロイター

 大リーグは14日(日本時間15日)、ナ・リーグ優勝決定シリーズ(7回戦制)の第2戦があり、大谷翔平と山本由伸のドジャースが本拠ロサンゼルスで、千賀滉大のメッツに3―7で敗れた。対戦成績は1勝1敗となった。大谷は「1番・指名打者」で出場し3打数無安打、2三振2四球だった。

 この日のドジャースは、小刻みに継投していく作戦だったが、序盤につまずいた。

 一回。先発ブレージャーがメッツの先頭打者リンドアに右越え本塁打を浴びた。これで、パドレスとの地区シリーズ第3戦から継続中だった、ポストシーズン最長タイ記録の連続無失点が33イニングで途切れた。

 二回は2番手ナックが1死一、二塁から適時二塁打を浴びる。その後、リンドアを申告故意死球で歩かせ2死満塁としたが、次打者ビエントスに満塁本塁打を打たれた。

 打線は五回にマンシーのソロ本塁打で反撃を開始し、六回には四球と敵失に乗じて2点を挙げたが、及ばなかった。

 第3戦は16日午後8時8分(日本時間17日午前9時8分)に、メッツの本拠ニューヨークで試合開始予定。(ロサンゼルス=安藤仙一朗)

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