ジョー・バイデン大統領は水曜日、シカゴから帰国後、ワシントンのホワイトハウスの南芝生でメディア関係者に身ぶり手振りをする。
2023年6月29日 17時14分(日本時間)
ワシントン—ジョー・バイデン米国大統領は水曜、岸田文雄首相がロシアのウクライナ侵攻が中国の台湾に対する軍事行動を促す可能性があると懸念を表明したと述べた。
バイデン氏は水曜日、シカゴで行われた選挙陣営のレセプションで、首脳会談でウクライナ支援について話し合っている最中にこのやりとりがあったと述べたが、大統領は発言がいつ行われたかなど詳細は明らかにしなかった。
バイデン氏によると、岸田氏は「18万5000人の軍隊が他国を侵略しているのに、次はなぜ台湾にならないのか」と述べたという。
その前日、米国大統領はまた、日本の防衛予算を増額するよう岸田氏を「説得した」という1週間前の主張を訂正した。
バイデン氏は火曜日、メリーランド州で行われた選挙キャンペーンレセプションで、「彼はすでに決断していたほど私の説得を必要としていなかった」と述べた。 「初めて日本は軍事予算を大幅に増額し、欧州戦争に参加した。そうしなければ台湾や他の多くのことにゴーサインが出ることを日本は知っていたからだ。」
6月20日にカリフォルニアで行われた選挙キャンペーンレセプションで、バイデン氏は「日本の指導者と……3回異なる機会に」会い、日本の防衛予算を増額するよう「説得した」と述べた。
日本政府はこのコメントに反対し、誤解を招く恐れがあるとホワイトハウスに伝えた。