上川陽子外相は金曜日、外務省で記者会見しこう語った。
2023年9月17日 15時05分(日本時間)
上川陽子外務大臣は、最近就任したばかりの外交デビューで、ニューヨークでロシアのウクライナ侵略やその他の問題に関する議論を主導する予定である。
彼女は国連総会に合わせて月曜から金曜までニューヨークを訪問する予定だ。
先進7カ国(G7)議長国としての訪問では、中国や北朝鮮への対応など多くの問題を議題とする彼女の外交手腕が試されることになりそうだ。
「日本はG7議長国として、国際社会をリードする責任ある役割を担っています。 国連という大きな舞台で日本の存在感を示し、各国との信頼関係を築きたい」と金曜日の記者会見で語った。
質問されると、彼女は手に持った書類に目を落とし、外務省が用意した文言を注意深く読んだ。
林芳正元外相は前日、上川氏に辞任の際、「外交は言葉の世界なので、最初は外務省が用意したメモを読むように」とアドバイスした。
上川氏はハーバード大学ジョン・F・ケネディ行政大学院を卒業し、米国上院議員の政策企画スタッフを務めた国際的視野を持つ人物として知られる。
法務大臣を3度務めるなど、閣僚としての豊富な経験を持つ。 しかし、彼女の外交手腕はまだ知られていない。
バックアップ
訪米中、彼女は到着初日の月曜夜に議長を務めるG7外相会議を含め、多くの多国間および二国間会議を行う予定だ。 日本、米国、オーストラリア、インドで構成する枠組み「クアッド」の外相会合も予定されている。
電話を含むG7外相会議の議長を4回務めた林氏は、9月9日にウクライナを訪問するなど会議の準備を進めていた。
上川氏の外交デビューは国連総会ハイレベルウィークで行われる。
ある外務省高官は、これをメジャーリーグのニューヨーク・ヤンキースの本拠地に例えて、「ヤンキースタジアムで突然投球するようなものだ」と語った。 難易度は高いですよ。」
木曜夜、アントニー・ブリンケン米国務長官との電話会談で、上川氏はビートルズファンとして知られるブリンケン氏に自己紹介し、自分の名前はオノ・ヨーコに似たヨーコだと語った。 お互いを「トニー」「ヨーコ」と呼び合うことを確認した。