林芳正外相は金曜日、ジャカルタで中国共産党政治局員の王毅氏と握手した。
2023年7月16日 1時00分(日本時間)
ジャカルタ-林芳正外務大臣と中国のトップ外交官王毅は金曜日、福島第一原子力発電所からの「(ALPS)処理水」を海洋放出するという日本の計画をめぐりジャカルタで激しく言葉を交わした。 中国が処理水問題を日本を批判する新たな「外交カード」と考え、反対しているためだ。
会談の冒頭で握手をし、カメラマンに写真撮影を許可した後、王氏はすぐにカメラに向かって左手を振り、約3秒以内に写真撮影を終了した。
林氏は会談で「多くの課題や深刻な懸念事項があり、両国関係は重大な岐路にある」と厳しい表情を見せた。
しかし、中国外務省によると、中国共産党政治局員の王氏は会談で、原発事故による汚染水を海洋に放出した前例はなく、は承認された基準ではなく、科学的根拠がほとんどないと考えられる主張です。
王氏は、これは科学的問題であると同時に態度の問題でもあり、日本は自らの意見を通すだけでなく、慎重に対処しなければならないと付け加えた。 林氏は汪氏の発言に対し、「中国の政治化には反対する」と述べた。 [this issue]」
王氏はまた、最近の中日関係を叱責し、日本は中国を「脅威」として誇張しているが、それは実際の中日関係と一致しないと述べた。
汪氏の「汚染水」に関する発言は、木曜日にジャカルタで開催された東南アジア諸国連合に日本、中国、韓国を加えたASEANプラス3外相会議でも取り上げられた。 林氏は閉会の挨拶で海洋放出に反論し、日本は「国際的な安全基準と慣行に沿って実施する」と述べた。
日本政府は関係国に丁寧に説明し、幅広い理解を得ることで夏頃の放出を実現したい考えだ。
外務省によると、金曜日の東アジア首脳会議(EAS)外相会議では、一部の参加国が海洋放出の正当性を認めた国際原子力機関の包括報告書の透明性を歓迎した。
韓国はIAEA報告書を「尊重」する立場をとっている。 木曜日の会談で、韓国の朴鎮外相は林氏に対し、日本が「安心させるための措置」を取るよう求めた。 これに対し林氏は、日本は韓国と速やかに情報共有し、放出する処理水が安全基準値を超えた場合には直ちに放出を中止することを約束した。