水曜日、北京で日本国際貿易促進協会の代表団と写真に撮る李強首相(前列右から3人目)。
2023年7月6日 14時52分(日本時間)
【北京】中国の李強首相は日本の両国間の貿易促進協会の代表団と会談した。 会談には河野洋平元衆院議長や玉城デニー沖縄県知事らも参加した。
日本国際貿易促進協会の中国訪問は、パンデミックのさなか代表団の派遣を中止した2019年4月以来となる。 河野氏は現在、同団体の会長を務めている。
李氏は中国共産党ナンバー2のポストに就いており、習近平国家主席の側近。 中国首相が日本の団体の代表団と会談するのは2018年4月以来初めて。
水曜日に人民大会堂で行われた会談で、李氏は同協会の中国訪問を「高く評価している」と強調し、中国と日本の間に「多少の違いがあるのは当然だ」と付け加えた。
リー氏はまた、「小さな違いを残しながら、より大きな利益のために協力することが重要だ」と述べた。 「世界情勢が不透明な中、我々は団結して困難を乗り越えるべきだ」
首相は、日本による中国への先端半導体製造装置の輸出制限に「非常に懸念している」と懸念を表明した。
河野氏は、7月1日に施行された中国の新たな対スパイ法に触れ、「この法律が中国とのビジネス交流を促進したい人々の意欲を妨げないことを望む」と述べた。
玉城氏はビザ手続きの簡素化に加え、沖縄県と中国を結ぶ定期航空便の復活を求めた。 李首相は、政府はこれらの問題を検討すると述べた。