東京都新宿区の防衛省正門
2023年3月16日 16:08 日本時間
日本の防衛省によると、北朝鮮は、長距離大陸間弾道ミサイルと思われるものを、平壌郊外から東方に向かって発射した。
打ち上げは、木曜日の午後に開催される日韓首脳会談に対応して行われたと考えられています。 ミサイルは約70分後に、日本の排他的経済水域の外にある北海道の大島大島の西約200キロの日本海に着陸したと考えられています。
防衛省によると、ミサイルは垂直に近いロフト軌道で発射され、推定飛行距離は約1,000キロメートル、最大高度は6,000キロメートルを超えました。 船体への損傷は確認されていません。
北朝鮮による大陸間弾道ミサイルの発射は、発射の可能性を含め、2月18日以来12回目。
韓国の合同参謀本部によると、ミサイルは平壌北部の順安地域から発射された。 日本政府は、北京の大使館を通じて北朝鮮に厳しい抗議を行った。
政府は木曜日の朝、首相官邸で国家安全保障会議を開催した。
岸田文雄首相は記者団に対し、「地域の平和と安定は関係国にとって非常に重要な問題だ。 「私たちは同盟国や志を同じくする国とさらに緊密に協力しなければなりません。」
首相は同日午後、就任後初めて日本を訪問する韓国の尹淑烈(ユン・ソクヨル)大統領と会談する予定だった。 北朝鮮のミサイル発射は、日韓の関係改善と安全保障協力の強化を阻止する狙いがあるとみられている。
月曜日から始まった米韓合同軍事演習への対抗策とも見られる。 尹長官は、木曜日の朝、韓国の国家安全保障会議の緊急会議で、米韓演習を継続し、米国、日本、韓国間の安全保障協力を強化するよう指示した。
船越武弘外務省アジア大洋州局長は、木曜日の朝、北朝鮮のソン・キム米国特別代表と韓国のキム・ガン朝鮮半島平和・安全保障担当特別代表に電話をかけた。 三国は、米国、日本、韓国が引き続き緊密に協力していくことを確認した。