岸田文夫首相と米国のナンシー・ペロシ下院議長は金曜日、首相官邸で握手した。
2022年8月5日 14:56 日本時間
岸田文夫総理は27日午前、首相官邸で朝食をとりながら、訪日中のナンシー・ペロシ下院議長と会談した。 両首脳は、台湾海峡の平和と安定を維持するため、日米が引き続き緊密に協力していくことを確認した。 首相は、中国による大規模な軍事演習を強く非難した。
首相官邸によると、会談は53分間続き、木原誠治官房副長官のほか、寺田稔氏、中谷元首相補佐官らが出席した。 岸田氏は首相官邸で記者団に対し、会談の内容について語った。
会談の中で、岸田はペロシの台湾訪問を受けて中国が行った軍事演習を持ち出した。 弾道ミサイルが日本の排他的経済水域(EEZ)を含む近くの海に落下したことについて、彼はペロシに次のように語った。 私たちは強く非難しました [it] 中国に抗議した。」
彼は続けて、「中国側の最近の行動は、地域と国際社会の平和と安定に深刻な影響を与えるだろう」と述べ、演習の即時中断を求めたと説明した。
岸田外務大臣はまた、日米同盟の強化と自由で開かれたインド太平洋の実現に向けて、「ペロシのリーダーシップと米国議会の支持」への期待を表明した。 彼らはまた、核兵器とミサイルを開発している北朝鮮と、ロシアのウクライナ侵攻についても話し合った。 また、首相が掲げる核兵器のない世界の実現に向けた取り組みについても意見交換を行いました。 岸田氏はまた、7月に射殺された安倍晋三元首相への哀悼の意を表したペロシ氏に感謝の意を表した。
日本政府は、ペロシ氏の台湾訪問を直接評価することを避けてきた。 松野弘和官房長官は、次のように述べています。[I am] コメントする立場にはありません。」 岸田氏は記者団に対し、台湾訪問自体には言及しなかった。
ペロシ氏の訪日は2015年5月以来7年ぶり。ペロシ氏は議員団と共にアジアを歴訪し、木曜日の夜に日本に到着した。 金曜午後には衆議院本会議を傍聴し、細田博之下院議長らと会談する。
松野外相は28日午前の記者会見で「米中関係の安定は国際社会にとって極めて重要。 米国との強い信頼関係に基づいて、大国としての責任を中国に果たしてもらいたい」と述べた。