岸田文雄首相は、月曜日に東京の自民党本部で行われた記者会見で講演する。
17:47 JST、2022年7月11日
岸田文雄首相は、物価上昇と国家安全保障問題の現状を「戦後最大の困難」の一つと呼び、一連の措置を実施する決意を表明した。
自民党の党首は、与党連立が参議院選挙で議席の半分以上を獲得し、その過半数を参議院に拡大した翌日、発言していた。
岸田文雄氏は、東京の党本部での記者会見で、「戦後最大の困難の一つである緊急時に政府の運営を必要とする状況に直面している」と述べた。
首相官邸で連立党の公明党首、山口那津男首相と会談した岸田氏は、「与党の団結を固め、この困難な状況を打開するために努力する」と述べた。
岸田文雄氏はまた、金曜日に射殺された安倍晋三前首相についても言及した。
岸田文雄氏は、北朝鮮による日本人の拉致に言及し、「安倍首相の考えを生かし、拉致問題や憲法改正などの厄介な問題に取り組む」と述べた。
憲法改正については、首相は、できるだけ早く改正プロセスを開始することを視野に入れて、国会の議論を主導する意欲を表明した。
選挙の結果、憲法改正に前向きな勢力は、248人の参議院の議席の3分の2以上を維持した。 国会の憲法改正を開始するには、過半数の3分の2が必要です。 衆議院では、昨年秋の衆議院選挙後、修正前の勢力も3分の2の基準を超えた。
岸田文雄氏は、8月下旬に広く期待されている内閣改造と自民党指導部の交代について、「現時点では具体的なことは何も決めていない」と述べただけで、詳しく述べなかった。