水曜日にビリニュスで北大西洋条約機構首脳会議が開催されるのに伴い、ウクライナへの共同支持宣言を発表するイベントで演説する岸田文雄首相(中央)。
2023年7月13日 13時22分(日本時間)
ビリニュス-岸田文雄首相は水曜、北大西洋条約機構首脳会議での演説で、日本は内戦下のウクライナに無人機探知システムを含む非致死性装備を提供すると述べた。
同氏は北大西洋条約機構(NATO)会議が開催されたリトアニアの首都で「欧州とインド太平洋の安全保障は切り離せない」と述べた。 「ウクライナ侵攻はヨーロッパだけの問題ではない。」
装備は日本がNATOの信託基金に拠出した3000万ドル(約40億円)から提供される。
岸田氏は演説の中で、「欧州の同志たちがインド太平洋への関与を深めているという事実を歓迎する」と述べた。
岸田氏とNATO事務総長のイェンス・ストルテンベルグ氏は、サイバースペースや宇宙空間を含む16分野の協力を明記した新たな枠組み協力文書である日本・NATO個別カスタマイズパートナーシッププログラムに合意した。