2023年7月18日、カタールのドーハにあるアミリ・ディワンでの歓迎式典で、日本の岸田文雄首相と歩くカタールのシェイク・タミーム・ビン・ハマド・アル=サーニー首長。
2023年7月19日 16時48分(日本時間)
ドーハ(時事通信)-岸田文雄首相は火曜日、東京の福島第一原子力発電所の処理水を海に放出する計画を中国が批判し続けるのであれば、科学的証拠を提示するよう中国に求めた。
岸田氏は中東3カ国歴訪後、カタールのドーハで記者会見し「科学的根拠に基づいた議論を求めていく」と述べた。
岸田氏は、近い将来に内閣と自民党指導部を改造するかどうかについては何も決まっていないと述べた。
同氏は「放置できない内政・外交政策の課題に取り組むという内閣の方針に沿って、適切な時期を判断する」と述べた。
日本の首相は、中東3カ国の首脳らとともに、ルールに基づいた自由で開かれた国際秩序を維持する決意を再確認したと述べた。
岸田氏は、中国の指導者習近平氏と今年後半に会談し、建設的で安定した関係を築きたいと述べた。
原油価格の高騰に言及し、市場の安定のためには国際秩序を維持し、ウクライナに公正かつ永続的な平和を早期にもたらすことが必要だと述べた。