立憲民主党の泉健太党首は月曜日、国会内の党会合で演説。
2023年6月30日 6:00(日本時間)
立憲民主党は長引く低迷で支持率などで維新の党に後れを取っていることから、泉健太党首に対する不満が高まっている。
和泉氏は次期衆院選の選挙協力方針についても党内外の理解が得られていない。
和泉氏は月曜日、国会議事堂で開かれた若者との意見交換会に出席し、立憲民主党の政策に若者の意見を反映させていくと述べた。 「将来に向けて意見を聞き、党運営に生かしていきたい」と語った。
立憲民主党議員の中には、6月23日から25日に実施された最近の読売新聞の世論調査で、有権者が自分たちの党に何の期待もしていないことが判明したと嘆く人もいる。 支持率は4%にとどまり、維新の6%を下回った。
立憲民主党の支持率は3カ月連続で維新を下回っている。 調査回答者の9%は次の下院選挙の比例区で立憲民主党に投票すると回答しており、維新を選んだ13%を下回った。
どの野党が与党・自民党に対抗して主導権を握るべきだと思うか尋ねたところ、維新を選んだのは40%で、立憲民主党を支持した26%を大幅に上回った。 特定の野党を支持すると回答した人のうち、立憲民主党が36%、維新が53%だった。
無所属の回答者のうち、23%が立憲民主党、35%が維新を選んだ。
この調査結果を受け、維新の馬場伸幸代表は「国会でパフォーマンスをするだけの政党はなくなる」と述べ、立憲民主党との間に距離を置いた。
次期衆院選に向けた立憲民主党の選挙方針が決まっていないことも泉氏の指導力を危うくしている。
立憲民主党党首は日本共産党との選挙協力の可能性を否定していた。 しかし、小沢一郎氏ら立憲民主党議員らは野党統一候補擁立を公に呼び始めており、和泉氏は態度を変える可能性があると示唆した。
「広い視野でさまざまな選択肢を考えていきたい」と語った。
日本共産党は立憲民主党との協力の可能性を排除しないとして、交渉継続を求めている。 同時に、全国で独自の候補者を擁立する準備を進めている。
日本共産党は月曜日までに和泉氏が当選した京都第3選挙区の候補者を含む計86人の候補者を指名した。 日本共産党と立憲民主党は32の小選挙区で対決する。
日本共産党は立憲民主党への圧力を強めており、選挙で真っ向から対決することも辞さない。
和泉氏が事態打開に失敗すれば、早ければ秋にも行われると噂される衆院解散・総選挙をにらみ、立憲民主党議員の一部が和泉氏の辞任を求める動きも出てくる可能性がある。
しかし、和泉氏の代わりとして多くの議員に受け入れられる議員は現時点ではいない。 その結果、多くの人が今無力感を感じており、若い会員は「私たちは壁に直面している」と語った。