福島県浪江町の福島水素エネルギー研究フィールド(FH2R)
2023年7月12日 15時23分(日本時間)
政府は福島新エネルギー社会構想加速の一環として、福島県浪江町にある世界最大級の水素製造施設で製造した水素の実用化に向けた検討を本格的に始める。
福島水素エネルギー研究フィールド(FH2R)からの水素の商業化は2026年度に始まる予定で、施設は2020年に開設された。
政府と福島県などは水曜日に計画の検討を開始することで合意する予定だった。 2026年度にFH2Rによる水素供給を本格的に開始することは、水素サプライチェーン構築の一環となる。
現在、FH2Rでは水素の安定供給を目的とした実証プロジェクトが進行中です。 政府は今後、計画に基づき、事業化に必要な支援策を検討するとともに、運営主体の見直しも含めた議論を加速させる。
この計画では、既存の燃料電池車に加えて、水素を燃料とする新たな交通手段の検討も求められている。 日本発の次世代太陽電池「ペロブスカイト太陽電池」の研究開発の推進や、県内公共施設への早期導入の検討も盛り込んだ。