2023 年 4 月 1 日 14:21 日本時間
東京(時事通信) – 政府は、自然を回復軌道に乗せるために、2030 年に向けて生物多様性の損失を食い止め、逆転させることを目指しています。
野心的な目標は、その日の閣議で決定された新しい生物多様性国家戦略の一部です。 この戦略は、12 月にカナダで開催された国連生物多様性会議で採択された世界的な目標を反映しています。
新しい戦略には、2030 年までに陸地と海の少なくとも 30% を保護するなど、25 の行動目標が含まれています。
国家戦略は、生物多様性の危機を、気候変動や海洋酸性化などの地球環境の変化だけでなく、開発やその他の人間活動に起因するとしている.
これらの問題を踏まえ、生態系の回復に加えて、気候変動の抑制や生物多様性の促進、自然に優しい経済の実現などの必要性を強調しています。
行動目標には、気候変動への対応や森林再生による生物多様性保全、再生可能エネルギー施設設置時の環境配慮などがあります。
この戦略は、環境、社会、および企業統治の問題に重点を置いた投融資を促進する目的で、事業活動が生物多様性にどのように影響するかについての情報を開示することを企業に求めています。