2022年11月の訓練で鹿児島県徳之島の海岸に着陸する陸上自衛隊の突撃水陸両用車。
2023年1月29日10時32分(日本時間)
東京(時事通信)— 日米は2月16日から3月12日まで南西日本で離島防衛を想定した合同軍事演習を実施すると、陸上自衛隊が金曜日に発表した。
2006年から毎年米国で実施されてきたアイアンフィスト演習が、初めてアジアの国にやってくる。
訓練の場所は、鹿児島県の喜界島と沖縄県本島の米海兵隊のキャンプ・ハンセンであり、どちらも九州南西地域と台湾の間に伸びる南西諸島の一部です。
南西諸島は、中国の海洋活動が活発化する東シナ海と太平洋を隔てている。
陸上自衛隊によると、参加者は無駐島への出兵や侵攻された離島の奪還などの演習を行う。
訓練には、水陸両用車による着陸作戦とパラシュート降下訓練を組み合わせた戦闘訓練も含まれます。
日本からは水陸機動団や第1空挺旅団など約800名、米国からは沖縄に駐留する海兵隊第31海兵遠征隊など約900名が参加する。
陸自によると、両国は来年以降、西太平洋でアイアンフィスト演習を実施することで合意した。