日本、米国、韓国の高官らは木曜日、長野県軽井沢での会合に出席している。
2023年7月21日 12時17分(日本時間)
長野県軽井沢(時事通信)-日本、米国、韓国の高官らは木曜日、北朝鮮の核・ミサイル計画に対する深刻な懸念を共有し、脅威に対処するための協力強化で合意した。
日本の中部、長野県軽井沢市での会合には、外務省アジア大洋州局長の船越健洋氏、米国のソン・キム北朝鮮担当特別代表、韓国のキム・グン朝鮮半島平和安全問題担当特別代表が出席した。
約2時間半に及んだ会談で当局者らは、中国などの国々が国連安全保障理事会の対北朝鮮制裁の厳格な履行を確保するためにさらに努力すべきであるとの認識で一致した。
当局者らはまた、北朝鮮の新たな資金源となっているとみられる違法なサイバー攻撃への対応で各国が協力することを確認した。
米国と韓国の当局者は、数十年前に北朝鮮に拉致された日本人の問題を解決するための日本政府の取り組みへの支持を約束した。
船越氏は会談後、記者団に対し、北朝鮮のミサイルに関する情報をリアルタイムで共有するための日米韓の準備が進んでいると述べた。
船越氏は「日米韓の安全保障協力のさらなる強化に向けて協力することで一致した」と述べた。