外務省アジア大洋州局長の船越武宏氏は、月曜日に東京で開催された日本と中国の間の海洋問題に関するハイレベル対話で発言した。
2023年4月11日12時42分(日本時間)
東京、4月10日(時事通信) – 日本は月曜日、東シナ海の尖閣諸島周辺の日本領海への沿岸警備隊船による侵入を直ちに停止するよう中国に要請した。
海洋問題に関するハイレベル対話において、日本はまた、東シナ海と南シナ海における中国の海洋拡大に対する懸念を表明した。
中国が領有権を主張する島々周辺の海域では、中国の沿岸警備隊の船が頻繁に目撃されており、中国はそれらを釣魚島と呼んでいます。
この会議には、2019 年 5 月以来初めて、両国の外国、防衛、沿岸警備隊の関係者が出席しました。
会談の冒頭、船越武宏外務省アジア大洋州局長は、日本政府は海洋問題について率直かつ真剣に議論したいと述べた。
中国外務省国境海洋局の洪梁局長は、対話を通じて、中国は海洋分野の違いを適切に管理し、両国が協力できる分野を模索することを目指していると述べた。
日本はまた、被災した福島第一原子力発電所からの計画された処理水の海への放出について、科学的根拠に欠ける情報を送り続けているとして、中国を批判した。
東京はまた、中国が東シナ海の両国間の中間線の中国側でガス田開発活動を続けていることに懸念を表明した。
中国外務省によると、中国側は日本に対し、中国の主権を侵害し、東シナ海と台湾海峡における中国の海洋権益を損なうことをやめるよう要求した。
北京はまた、台湾問題に干渉しないよう日本に警告した。 福島原子力発電所からの水の放出について懸念を表明し、この問題は科学的かつ安全な方法で処理されるべきであると述べた。
日本と中国は、防衛当局間にホットラインを早期に設置する計画を確認した。