2023年5月31日、福島第一原子力発電所で見られる水槽。
2023年7月6日 12時10分(日本時間)
ワシントン、7月5日(時事通信)-米国政府は、被災した福島第一原子力発電所からの処理水の海洋放出計画の安全性を確認した国際原子力機関の報告書を歓迎すると、報道官が水曜日に述べた。
国務省のマシュー・ミラー報道官は声明で「日本は計画に関してIAEAと積極的に調整し、科学に基づいた透明性のあるプロセスを実施してきた」と述べた。
火曜日に発表されたIAEA報告書は、2011年3月11日に大地震とその後の津波により三重メルトダウンに見舞われた東京電力ホールディングス株式会社の発電所からの放水に関する日本の計画は国際安全基準を満たしていると結論づけた。
ミラー氏はさらに、「プロセスが前進する中、日本がIAEAと継続的に協力することを期待している」と付け加えた。