日本維新の会の吉村博文大阪府知事(右)と大阪市長の横山秀行氏が12月20日、大阪で握手している。
2023年1月15日13時59分(日本時間)
岸田文雄首相率いる自民党は、4月9日の統一地方選挙の前半戦まであと3カ月を切り、大阪で足場を固めるための準備を急いでいる。
この主要な西部の県では、自民党は国政選挙で苦戦しています。
大阪府の知事選と大阪市長選で、自民党は巻き返しができるかどうかが争点になる。 大阪府に強い基盤を持つ日本維新の会の松井一郎市長が退任する。
「全国地方選挙も、地方創生政策を進める上で重要です。 自民党の岸田総裁は、日曜放映のNHKテレビの番組で公明党との連立に言及し、与党一丸となって国民の支持を得るべく努力する」と述べた。
全国地方選挙の前半戦では、北海道や神奈川など9県の知事選挙、6政令指定都市の市長選挙、41の都道府県議会議員選挙が行われる。
特に大坂の戦いは注目に値する。
2021 年の衆議院選挙で、自民党は 15 の選挙区すべてで、その候補者が維新のライバルと対戦した。
2011年以降の大阪府知事・市長選挙でも、自民党は東京のような大都市大阪の実現を掲げる維新に敗れ続けている。
2019年に行われた前回の選挙では、自民党が支援する候補者が吉村博文大阪府知事と松井大阪市長に挑戦した。 大都市構想に反対する立憲民主党と共産党の都道府県連合会も、自民党候補に賛成票を投じるよう党員に呼びかけた。 この「維新vs非維新」の構図は無駄だった。
大阪市議会議員の自民党グループは火曜日に会議を開き、市長選挙で独自の候補者を擁立する方針を確認した。 維新は、松井の後任として大阪府議会議員の横山英之氏を起用することを決めた。
知事選では吉村氏が再選を目指す。 元参議院議員で共産党の辰巳浩太郎氏は1月7日、前所属政党の後押しで知事選に立候補する意向を表明した。
自民党は独自の知事候補を擁立するつもりだ。 吉村氏が今回の大阪都構想について議論する可能性は低いため、自民党幹部は「もはや非維新陣営として共闘する崇高な理由はない」と語った。
それでもヨシムラは絶大な人気を誇っている。 自民党大阪府連合会幹部は「市長選だけでも勝てれば目覚ましい」と話した。