文部科学省
2023年7月5日 11:00(日本時間)
東京(時事通信社)-ChatGPTなどの生成型人工知能ツールが、さまざまなリスクに対処する準備が十分に整っているとみなされる日本の少数の学校に試験的に導入されると、文科省のガイドラインが火曜日に発表した。
同省は小〜高校におけるAI生成ツールの利用に関するガイドラインで、個人情報の流出や虚偽情報の拡散などのリスクを最小限に抑えるため、当面は利用を制限することが適当としている。
同省は今後、選定された学校での生成型AIツールの活用結果について、確認された効果や問題点などを含めて詳細に検証する予定だ。 秋までに対象校を決定する。
ガイドラインでは、学校における生成AIツールの適切な使用と不適切な使用の事例が示されている。 例えば、AIツールのみで作成した作品をコンテストに応募・応募したり、学校の定期試験や小テストでAIツールの使用を許可したりすることは不適切です。
一方で、AIが生成した作品のエラーを生徒に示し、ツールの限界を教えることは有益だとガイドラインは述べている。
同省は、来る夏休みの課題について学校に対し、生徒に十分な指示を与えるよう求め、完全に生成AIツールで作成された作品を提出することは不適切または不正行為とみなされる可能性があると警告した。
ガイドラインでは、学生に生成型AIツールを使用するためのスキルを身につけてもらうことの重要性を指摘したが、AIツールの利用規約に年齢制限が示されていることを考慮すると、学生の発達段階を考慮する必要性にも言及した。
たとえば、OpenAI の ChatGPT の利用規約には、ユーザーは 13 歳以上である必要があると記載されています。