韓国、定期的に竹島防衛訓練を実施

ソウル（時事通信）－韓国軍は先月末、日本海にある日本が領有権を主張する小島群を防衛するため半年に一度の訓練を実施したと国防省関係者が金曜日に発表した。

尹錫悦（ユン・ソクヨル）大統領政権下での３回目の訓練は、前回と同様に非公開で規模を縮小して行われたが、これは尹大統領が両国関係修復中に日本を過度に挑発することを望まないことを示唆している。事情に詳しい関係者は語った。

韓国の聯合ニュースによると、今回の訓練には航空機は参加せず、日本の島根県沖にある韓国が管理する島々（日本名は竹島、韓国名は独島）には誰も着陸しなかった。

これに対し、ソウルの日本大使館の熊谷直樹首席公使は、韓国外務省のソ・ミンジョンアジア太平洋局長に抗議した。

外務省の船越健洋アジア大洋州局長も同日、東京で韓国大使館に抗議し、竹島は日本固有の領土であるため訓練は「全く容認できず、極めて遺憾だ」と述べた。歴史的記録と国際法の観点から。