6日に「80周年」の節目を迎えたノルマンディー上陸作戦について、米デューク大のピーター・フィーバー教授(政治学)は、米国の外交戦略における「失敗の章」の終わりであり、「成功の章」の始まりだったと指摘します。どういうことなのか、掘り下げて聞きました。
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――ノルマンディー上陸作戦の意義をどうみますか。
作戦そのものの重要性と、その象徴性と、二つの側面があります。
欧州の問題を放置すれば多大な代償 大戦の教訓
(第1次世界大戦後の)当時…