パレスチナ自治区ガザ南部ハンユニスで2024年7月30日、イスラエル軍が撤退した後、町郊外の東部に戻ってきたパレスチナの人たち=ロイター

 米国防総省は2日、イスラム組織ハマス最高幹部のハニヤ政治局長の殺害を受けて緊張が高まる中東情勢に対応するため、戦闘機部隊やミサイル防衛能力を持つ巡洋艦や駆逐艦を中東に追加派遣すると発表しました。帰還予定の空母打撃群に代わって別の空母打撃群が派遣されます。国防総省は「地域的な紛争拡大を緩和するための措置」と説明しています。

 一方、事件の真相はいまだ見えません。米紙ニューヨーク・タイムズは複数のイラン当局者の話として、イラン当局がハニヤ氏の殺害をめぐる「セキュリティー違反」があったと主張し、情報当局の高官や軍関係者、ハニヤ氏の滞在先の従業員ら20人以上を拘束したと報じました。

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