米南東部を襲い甚大な被害を出している大型ハリケーン「ヘリーン」についてバイデン米大統領は9月30日、これまでに100人以上が死亡し、約600人が行方不明になっている可能性を明かした。「歴史に残る暴風雨」とし、救助活動に少なくとも3600人以上を投入。今後も増やすという。
連日、各地からは建物の倒壊や記録的な洪水などの様子が報じられている。バイデン氏はホワイトハウスでの演説で、フロリダやジョージア、ノースカロライナなど少なくとも10州で被害が出ており、非常事態宣言を出した州もあると説明。「死者は100人を超え、600人が連絡が取れず行方不明になっているとの報道が出ている。救助や復興、そして再建を始められるよう、できる限りの資源を提供するよう指示を出した」と述べた。今週後半にも現場を訪れる意向も示している。
バイデン氏から指示を受けた…