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民主党のハリス副大統領(左)と共和党のトランプ前大統領=ロイター

 ロイター通信は8日、6~10月に調査会社イプソスと共同で実施した六つの世論調査の結果を分析し、郊外の有権者の支持率で、民主党の大統領候補のハリス副大統領(47%)が共和党の大統領候補のトランプ前大統領(41%)を上回っていると報じた。全米の調査ではハリス氏がわずかにリードする形が続いているが、郊外での得票が大統領選全体の勝敗のカギを握る可能性がある。

 ロイター通信は、バイデン氏が撤退する前に実施した6~7月の調査と、大統領候補がハリス氏になった後の9~10月の調査の計6回、6千人以上の回答を分析した。

 郊外の有権者の回答に絞ると、バイデン氏とトランプ氏の対決ではトランプ氏が43%でバイデン氏の40%を3ポイント上回っていた。ハリス氏は47%でトランプ氏の41%を6ポイント上回り、民主党が逆転した。

 同じ期間で、世帯収入が5万…

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