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7月13日、米ペンシルベニア州フィラデルフィアを視察するハリス米副大統領(右)とペンシルベニア州のシャピロ知事=ロイター

 米大統領選に民主党から立候補するハリス副大統領(59)は、誰を副大統領候補に選ぶのか。非白人の女性であるハリス氏の補佐役として名が挙がるのは、今のところ白人男性が中心だ。大統領選の結果を決める接戦州の集票力が特に重視されている。

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 ハリス氏は8月上旬にも副大統領候補を発表するとみられている。米メディアが報じている「候補者リスト」の上位に名前が来ることが多いのが、ペンシルベニア州のジョシュ・シャピロ知事(51)だ。ペンシルベニアは2016年の大統領選ではトランプ前大統領(78)が僅差(きんさ)で勝った接戦州。この州でシャピロ氏はトランプ氏が推薦する共和党候補を22年に破り、知事に就いた。就任後1年が経った時点で、近年では最も高い支持率を維持している。

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ジョシュ・シャピロ氏

 別の接戦州アリゾナ選出のマーク・ケリー上院議員(60)も注目されている。海軍のパイロットから米航空宇宙局(NASA)の宇宙飛行士になり、国政に転じた経歴を持つ。妻のガブリエル・ギフォーズ氏は民主党下院議員だった11年、集会中に頭部を撃たれて重傷を負ったことがある。この経験も踏まえ、ケリー氏も銃規制にかかわる立法に精力的に取り組んできた。

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マーク・ケリー氏

 シャピロ氏とケリー氏は白人…

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