バレーボール・SVリーグ男子のサントリーは22日、パリ五輪日本代表の高橋藍(23)と2025~26年シーズンの契約を更新したと発表した。大阪府箕面市内で会見に臨んだ高橋は「サントリーで世界一のクラブ、リーグをめざすことが自分自身の成長にもつながると思った」と話した。
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高橋は昨夏、イタリア1部モンツァから1年契約で移籍。高いアタック決定率(リーグ3位タイ)、サーブレシーブ成功率(同9位)などを誇り、昨秋創設されたSVリーグで現在2位のチームを攻守で引っ張っている。
高橋は「高さやパワーはイタリアの方が上回っているが、守備面などのプレー精度は日本の方が高い。1シーズンだけでは得られないものもある。色々なことにチャレンジしたい」と話した。
また、サントリーは同日、石川祐希が所属するイタリア1部ペルージャとパートナーシップ契約を締結したと発表した。10月7、8日に東京・有明アリーナでエキシビションマッチを開催する。
高橋が4月に開幕する大阪・関西万博のスペシャルサポーターに就任することも発表された。