陸上の世界選手権が東京で開幕するのに合わせ、会場となる国立競技場を含む都内上空で航空自衛隊の曲技飛行隊「ブルーインパルス」がアクロバット飛行を披露する。都内で展示飛行をするのは、東京五輪・パラリンピックが開かれた2021年以来。

ブルーインパルスの飛行経路=航空自衛隊の広報資料から

 防衛省によると、13日午後0時25分から10分間程度、国立競技場の上空を飛行し、曲技を披露する。

 その後、午後0時35~50分ごろ、東京スカイツリー、東京駅、東京タワー、渋谷駅、代々木公園、都庁をめぐるという。

 また、12日午後にも本番と同じ飛行ルートで予行演習を行う予定だったが、天候不良で中止になった。

 ブルーインパルスに使われているT4練習機は、5月に愛知県犬山市で墜落し、搭乗者2人が死亡する事故を起こしている。事故原因は今も不明だが、事故から1カ月後の6月から訓練飛行を再開。7月には大阪・関西万博の会場上空などで展示飛行をしていた。

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大阪・関西万博会場の上空を飛ぶブルーインパルス=2025年7月12日午後3時8分、大阪市此花区、杉本康弘撮影

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