トランプ米大統領は27日、ホワイトハウスでパレスチナ自治区ガザに関する実務会議を開いた。米ネットメディアのアクシオスによると、娘婿のジャレッド・クシュナー氏やトニー・ブレア英元首相らが参加し、ガザの戦後構想を提示したという。
両氏はウィトコフ米中東担当特使と数カ月前からガザの将来像について議論を重ねてきた。ブレア氏はイスラエルのネタニヤフ首相やデルメル戦略問題相らと親しく、バイデン前米政権時代からデルメル氏やアラブ首長国連邦(UAE)のアブドラ外相らと戦後のガザのあり方を協議。トランプ政権に交代後の今夏には、パレスチナ自治政府のアッバス議長とも会談していた。
クシュナー氏は第1次政権で大統領上級顧問を務め、イスラエルと一部のアラブ諸国との関係正常化に重要な役割を果たしたとされる。2期目は公職には就かず、陰で政権の中東政策に影響を及ぼしているとみられ、今月もイスラエルを訪れネタニヤフ氏とガザについて協議していたという。
27日の具体的な協議内容は…