経団連は16日、東証プライム市場に上場する会員企業716社の役員のうち、女性が占める割合は16.8%(7月1日時点)で、前年より2.7ポイント増えたと発表した。ただ、女性役員は社外から登用するケースが大半で、社内での人材育成が進んでいない課題があらためて浮かんだ。

 調査は昨年に続き2回目で、会員企業の女性役員(取締役、監査役、執行役)の状況を調べた。女性役員がゼロの企業は全体の1.5%で、前年より3.7ポイント減った。

 経団連は2021年、女性役…

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