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 プロ野球開幕から約1カ月。今季から12球団で構成する日本プロフェッショナル野球組織(NPB)が、スタジアムでの観戦中のSNS投稿を制限する新ルールを定めた。その影響が各所に広がっている。

 そもそも、どんな規程か。

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 NPBは主催者の公式戦放映権や選手の肖像権、観客らのプライバシーを保護するため、「写真・動画等の撮影及び配信・送信規程」を設けた。今年2月から適用されている。

 球場で観戦するファンのSNS利用において認可するものと、しないものを線引きしたのだ。

 まず、球場や観客に迷惑をかけない限り、どの時間帯でもグラウンドや選手の写真・動画撮影は認められている。家族や知人などへの個人的な送信も問題にはされない。

 一方で制限されたのは、インターネット空間への投稿の部分だ。

 インスタグラムやX(旧ツイッター)、ユーチューブなどでプレー中の選手の写真や動画を投稿することが禁止された。ただ、タイム中などプレーが止まっている時間帯の写真や動画(140秒内)は、試合終了後に投稿が認められる。

 NPBにはこれまで、ファン…

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