ホンダは29日、2029年中に、東京駅八重洲口で開発が進む高層ビルへ本社機能を移転すると発表した。当初は東京・青山の本社ビルを建て替え、引き続き本社として使う予定だったが、よりフロアが広いオフィスの方が部署横断型の働き方を進められ、メリットが大きいと判断した。

 移転先は、三井不動産などが手がける「八重洲2丁目中地区第1種市街地再開発事業」の地上43階、地下3階建ての高層ビルのオフィスフロア。ホンダは1960~74年、八重洲に持っていたビルに本社機能を置くなど、この再開発地区に縁がある。移転先の1フロアあたりの面積は約6300平方メートルと、青山の旧本社ビルの6.8倍。

 ホンダは現在、仮移転先の東京・虎ノ門のビルに本社機能を置いている。フロアが複数に分かれていた旧本社ビルと異なり、フロアごとの面積が広いため、同じ空間に多くの社員が集まって働くことで、より気軽にコミュニケーションが取れるようになったという。

 ホンダは、生産性の向上や事…

共有
Exit mobile version