大阪・関西万博の公式キャラクター「ミャクミャク」が人気だ。さまざまなグッズやお菓子が売り出されており、万博会場では、キーホルダーやポーチを身につける人も目立っている。
会場内の公式ストアでは今、どんな商品が売れているのか。出店している2社に「売れ筋トップ5」をたずねてみた。
開場時間の5日午前9時前。バスなどの交通ターミナルから直結する「西ゲート」をくぐった来場者が、パビリオンに向かわず、近くの公式ストア(近鉄百貨店出店)に続々と入っていく。
「万博に来るのは約10回目ですが、今日は買い物目的で来ました。いま、ここでしか買えないものもあるので」
買い物を終えた大阪市港区の会社員男性(49)は、そう話した。
この日はミャクミャクをあしらったサングラスや靴下のほか、伸縮性のある生地でできたマスコット「のびミャクミャク」(店舗限定商品)などを計約1万円で購入。これまでに累計で、約50点のグッズやお菓子を買ったという。
「ミャクミャクは『気持ち悪い』と批判されたこともあったので、応援したい。私はかわいいと思います」
- 【ミャクミャク誕生秘話】デザインを手がけた山下浩平さんがしっぽに込めたオマージュ
この近鉄百貨店の公式ストアと、「東ゲート」近くにある大丸松坂屋百貨店が出店する公式ストアに、それぞれ売れ筋のトップ5(5月下旬までの販売個数)を聞いてみた。
記事の後半では、2社それぞれの「売れ筋トップ5」を、写真・値段とともに一覧表にしています。
約2千種類の商品を取り扱う…